“俄”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
にわか47.1%
にわ33.6%
にはか10.1%
には8.8%
ニハ0.2%
ニワカ0.2%
パフナリー0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“俄”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語11.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)10.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
されど秋竹は始めより俳書編纂へんさんの志ありしか、近来俳句に疎遠なる秋竹が何故ににわかに俳句編纂を思ひ立ちたるか。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
今に眼が覚めるのであろうと思ったようでもある、何だかぼんやりしたがにわかに水ん中だと思って叫ぼうとすると水をのんだ。
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのときにわかにむこうから、黒いとがった弾丸だんがんのぼって、まっ先きの雁のむねました。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
彼は微笑びしょうしないように努力しながら、Sの五六歩へだたったのちにわかにまた「おい待て」と声をかけた。
三つの窓 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
五月の中頃過ぎに日本から妻が巴里パリイへ来たので、おれはにはかに妻をれて欧洲の各地へ旅行することになつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
短距離にある市内の停車場ステエシヨンを七つばかり過ぎて郊外へ出ると、涼しい風がにはかに窓から吹き込んで来るのであつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
馬はがばつとはねあがり、ソン将軍はにはかにせいが高くなる、将軍は馬のたづなをとり、弟子とならんでへやを出る。
北守将軍と三人兄弟の医者 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
すると子供は少し機嫌きげんの悪い顔をしてゐましたがハーシュがすぐそのそばまで行きましたらにはかに子供が叫びました。
(新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
ニハかに、楽な広々とした世間に、出たやうな感じが来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
門をはひると、ニハかに松風が、吹きあてるやうに響いた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
例年当寺ニテ執行シュギョウ阿波アワ丈六寺代印可ノ儀ナラビニ遍路人ヘンロニン便乗ノ扱イ等ニワカ阿州家アシュウケヨリ御差止オサシト有之候コレアリソウロウモッテ中止イタシソウロウナオ秋船アキブネノ遍路ハ其折ソノオリ再告申サイコクモウスベキコト
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
く既に式場に着し候ひけむ、風聞うわさによれば、市内各処における労働者、たとへばぼてふり、車夫、日傭取ひようとりなどいふものの総人数をあげたる、意匠のパフナリーに候とよ。
凱旋祭 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)