“萬歳”のいろいろな読み方と例文
新字:万歳
読み方割合
ばんざい70.0%
まんざい30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萬歳(ばんざい)は難有(ありがた)いが、鬼(おに)とも組(く)まんず荒男(あらくれをとこ)が、前後左右(ぜんごさゆう)からヤンヤヤンヤと揉上(もみあ)げるので、其(その)苦(くる)しさ、私(わたくし)は呼吸(いき)が止(と)まるかと思(おも)つた。
舟(ふね)より船(ふね)と飛(と)び渡(わた)りて、其祝意(そのしゆくい)をうけらるゝは、当時(そのかみ)の源廷尉(げんていゐ)宛然(えんぜん)なり、予(よ)も肉(にく)動(うご)きて横川氏(よこかわし)と共(とも)に千島(ちしま)に行(ゆ)かばやとまで狂(くるひ)たり、舟(ふね)は大尉(たいゐ)萬歳(ばんざい)の歓呼(くわんこ)のうちに錨(いかり)を上(あ)げて
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
上(あぐ)る程のものならんと仰(おほせ)ありしことなり頃(ころ)は貞享(ていきやう)元甲子(きのえね)正月廿日卯(う)の刻(こく)玉の如くなる御男子(ごなんし)誕生(たんじやう)まし/\ければ大納言光貞卿をはじめ一家中(いつかちう)萬歳(まんざい)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
萬歳(まんざい)の鼓(つゞみ)遙(はる)かに、鞠唄(まりうた)は近(ちか)く梅(うめ)ヶ香(か)と相(あひ)聞(き)こえ、突羽根(つくばね)の袂(たもと)は松(まつ)に友染(いうぜん)を飜(ひるがへ)す。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)