“貞享”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうきょう75.0%
ぢやうきやう12.5%
じやうきやう4.2%
ていきやう4.2%
ていきょう4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西鶴は俳諧師で、三十八の歳延宝えんぽう八年の頃、一日に四千句詠じたことがある。貞享じょうきょう元年に二万三千五百句を一日一夜のうちによんだ。
明治十年前後 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。
矢場が魔窟まくつになつたのは、天保以後から明治にかけてのこと、貞享じやうきやう、元祿、享保——の頃は、なか/\品格の高い遊戯で、矢取女も後の矢場女のやうなものではありません。
あぐる程のものならんとおほせありしことなりころ貞享ていきやう甲子きのえね正月廿日こく玉の如くなる御男子ごなんし誕生たんじやうまし/\ければ大納言光貞卿をはじめ一家中いつかちう萬歳まんざい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
男達おとこだてと云うものは寛永かんえい年間の頃から貞享ていきょう元禄げんろくあたりまではチラ/\ありました。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)