“霊亀”の読み方と例文
読み方割合
れいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今一歩を踏み出せば、せっかくの嫦娥(じょうが)が、あわれ、俗界に堕落するよと思う刹那(せつな)に、緑の髪は、波を切る霊亀(れいき)の尾のごとくに風を起して、莽(ぼう)と靡(なび)いた。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「大して古いという程でもないが、今よりザッと一千年前の霊亀(れいき)年間から、この武蔵野にお住居(すまい)なされておる」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『続日本紀』の霊亀(れいき)元年に、南島から日本の使臣に引率せられて、来朝したという信覚(しんかく)・球美らの国人が、各方物(ほうもつ)を貢(こう)して位(くらい)を賜わったという記事は、夙(はや)くから双方に知られていた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)