“靡”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なび94.2%
1.7%
なびか0.9%
ナビ0.9%
しな0.6%
0.6%
ただ0.3%
たなび0.3%
なびい0.3%
ナミ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“靡”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本12.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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胡蝶こちょうの花にたわむるるがごとく、浮藻うきもさざなみなびくがごとく、実用以上の活動を示している。
野分 (新字新仮名) epub / 夏目漱石(著)
女の手がこの蓋にかかったとき「あら蜘蛛くもが」と云うて長いそでが横になびく、二人の男は共にとこの方を見る。
一夜 (新字新仮名) epub / 夏目漱石(著)
酒にへてか、よろめく足元危く、肩には、古ぼけた縞の毛布ケツトをかけていたが、その姿から見ると、くるま夫ででもあろうか。
もつれ糸 (新字旧仮名) epub / 清水紫琴(著)
婦負めひすすきおしゆき宿やど今日けふかなしくおもほイはゆ 〔巻十七・四〇一六〕 高市黒人
万葉秀歌 (新字新仮名) epub / 斎藤茂吉(著)
かつ我が儒者はたいがい皆、武人の家に生れたる者にして、文采風流の中におのずから快活の精神を存し、よく子弟を教育してその気風を養い、全国士族以上の者は皆これになびかざるはなし。
物理学の要用 (新字新仮名) epub / 福沢諭吉(著)
切髪は乱れ逆竪さかだちて、披払はたはたひるがへ裾袂すそたもとなびかされつつただよはしげに行きつ留りつ、町の南側を辿たどり辿りて、鰐淵が住へる横町にりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) epub / 尾崎紅葉(著)
打ちナビき春さりらし。山のの遠き木末コヌレの咲き行く 見れば(万葉巻十)
花の話 (新字旧仮名) epub / 折口信夫(著)
雲がきれ、光りのしづまつた山の端は、細く金の外輪をナビかして居た。其時、男嶽ヲノカミ女嶽メノカミの峰の間に、あり/\と浮き出た 髪 頭 肩 胸――。
死者の書 (新字旧仮名) epub / 折口信夫(著)
たはわざなせそ」は、たわわざをするな、巫山戯ふざけたまねをするな、というので、「うちしなりてぞ妹は、たはれてありける」(巻九・一七三八)の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) epub / 斎藤茂吉(著)
ましてやしなへ起き伏すれいの野のべ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) epub / 蒲原有明(著)
文子ぶんし、黄帝の言と称して曰く、「形、あれば、神、化さず。不化をもって化に乗じ、その変、無窮」と)(『弘明集ぐみょうしゅう』)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) epub / 井上円了(著)
帆足万里ほあしばんりはかつて留守居をののしって、国財をし私腹を肥やすものとした。
渋江抽斎 (新字新仮名) epub / 森鴎外(著)
長いあいだ忘れていた自分の子供の時分に受けた母親の仕打が、心にただれてゆくばかりである。
あらくれ (新字新仮名) epub / 徳田秋声(著)
その水面に、みずちの背ではないかと思わせているのが、金色を帯びた美しい頭髪で、それが藻草のようにたなびいているのだよ。けれども熊城君。僕はなにも職業的な観賞家じゃないのだからね、猟館や瘤々した自然橋などを持ち出してまで、君達に瞑想をうながそうとする魂胆はない。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) epub / 小栗虫太郎(著)
稈には節があり、葉は緑色狭長で長く尖りその葉鞘を以て稈に互生し、秋に至り梢頂に褐紫色の花穂を出し多数の穎花から成りふさふさとして風来ればなびいている。
植物記 (新字新仮名) epub / 牧野富太郎(著)
もゝたらず山田の道をナミく藻のウツクツマと語らはず別れし来れば……霊あはゞ君来ますやと……たまぼこの道来る人のちとまりいかにと問はゞ答へやるたつきを知らにさにつらふ君が名言はゞ色に出でて人知りぬべみ あしびきの山より出づる月待つと人には言ひて君待つ吾を