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彼此
ふりがな文庫
“彼此”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かれこれ
60.7%
ひし
30.4%
をちこち
1.8%
あちこち
1.8%
あれこれ
1.8%
かれこ
1.8%
ひが
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれこれ
(逆引き)
僕が立つのに妻なんぞはゐなくても
好
(
い
)
いから、是非一しよに行つて上げろと云つて、妻を附けて遣つた。それでももう
彼此
(
かれこれ
)
帰る頃だよ。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
彼此(かれこれ)の例文をもっと
(34作品)
見る
ひし
(逆引き)
そしてその称呼は時に
彼此
(
ひし
)
相通用し、その実河原者をもしばしば坂の者と呼び、坂の者をも或いは河原者と呼ぶ事にもなったらしい。
サンカ者名義考:――サンカモノは坂の者
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
彼此(ひし)の例文をもっと
(17作品)
見る
をちこち
(逆引き)
伊勢の
八
相可
(
あふか
)
といふ
郷
(
さと
)
に、
拝志氏
(
はやしうぢ
)
の人、世をはやく
嗣
(
つぎ
)
に
譲
(
ゆづ
)
り、
九
忌
(
い
)
むこともなく
頭
(
かしら
)
おろして、名を
夢然
(
むぜん
)
とあらため、
従来
(
もとより
)
身に病さへなくて、
彼此
(
をちこち
)
の旅寝を老のたのしみとする。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
彼此(をちこち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あちこち
(逆引き)
さては邪見な
七蔵
(
しちぞう
)
め、何事したるかと
彼此
(
あちこち
)
さがして大きなる
節
(
ふし
)
の抜けたる所より
覗
(
のぞ
)
けば、鬼か、悪魔か、言語同断、当世の
摩利
(
まり
)
夫人とさえ
此
(
この
)
珠運が尊く思いし女を、取って抑えて何者の仕業ぞ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼此(あちこち)の例文をもっと
(1作品)
見る
あれこれ
(逆引き)
もとより
彼此
(
あれこれ
)
を書きこなせる、ということではなくて。
獄中への手紙:06 一九三九年(昭和十四年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
彼此(あれこれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かれこ
(逆引き)
噺
(
はなし
)
の
外
(
ほか
)
でがさどうも、
彼此
(
かれこ
)
れはあ、
小卅日
(
こさんじいんち
)
にも
成
(
な
)
んべが、まあだかたでどつちから
手
(
てえ
)
つけてえゝか
分
(
わか
)
んねえんでがさどうもはあ、わし
等
(
ら
)
方
(
はう
)
見
(
み
)
てえに
洪水
(
みづ
)
ばかし
出
(
で
)
たんぢや
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼此(かれこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひが
(逆引き)
是等諸種の摸樣は
通例
(
つうれい
)
彼此
(
ひが
)
相
(
あい
)
混
(
こん
)
じて施され居るなり。彩色には
總塗
(
そうぬ
)
り
有
(
あ
)
り、畫紋有り、兩種を合算するも其數甚少し。色は何れも赤なれど其内に四五種の別有り。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
彼此(ひが)の例文をもっと
(1作品)
見る
“彼此”の意味
《名詞・形容動詞》
彼 此 (あれこれ, かれこれ, ひし)
あれとこれ(と)。
いろいろ(と)。
(出典:Wiktionary)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
“彼此”で始まる語句
彼此相倚
検索の候補
我他彼此
彼此相倚
彼方此方
彼処此処
此処彼処
此處彼處
此彼
彼地此地
彼處此處
此所彼所
“彼此”のふりがなが多い著者
木下尚江
末弘厳太郎
喜田貞吉
小酒井不木
三遊亭円朝
西田幾多郎
二葉亭四迷
井上円了
新渡戸稲造
小栗虫太郎