“かれこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彼是80.0%
彼此20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝居を出たのは彼是かれこれ五つ(午後八時)過ぎで、贅沢な人は茶屋で夜食を食って帰るものもありますが、大抵は浅草の広小路辺まで出て来て、そこらで何か食って帰ることになっている。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
風呂敷を解いて小さい徳利を取出とりいだして、くちの堅いのを抜きまして、首を横にしてタラ/\/\と彼是かれこれ茶椀に半分程入れて
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
はなしほかでがさどうも、彼此かれこれはあ、小卅日こさんじいんちにもんべが、まあだかたでどつちからてえつけてえゝかわかんねえんでがさどうもはあ、わしはうてえに洪水みづばかしたんぢや
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)