獄中への手紙ごくちゅうへのてがみ06 一九三九年(昭和十四年)06 せんきゅうひゃくさんじゅうきゅうねん(しょうわじゅうよねん)
一月一日〔豊島区西巣鴨一ノ三二七七巣鴨拘置所の宮本顕治宛四谷区西信濃町慶応義塾大学病院内い号の下より(封書)〕 一月一日第一信。 あけましてお目出とう。今年もまたいい一年を暮しましょうね。 ずっと順調で熱もきのうきょうは朝五・九分位、夜六・ …
作品に特徴的な語句
ヨシ プンクト ツー ドー ちょく 反覆リフレイン シーク おそろ アカ 赤子アカコ みちびか 彼此あれこれ ゆがみ 繻珍シチン ゆで 木片こば かな しずく つまびら かつ づき なま おん にか きらめ めん がわ せん しっか もっとも あなが ぬか かめ おわ なん 何卒なにとぞ かさ 陰翳かげ さかん すさま 半身はんみ そむ うな みどり よみ そこな さき あた わか たくみ ひさし のち かすか 素早すば しま 苦力クリー 臥起ねおき はす ふる さかん さらし はれ 耀かが 柑子こうじ がら 玉葱たまねぎ 海苔のり 瑞々みずみず ほぼ ほぼ かん がん しゃく 皆済かいさい 盆栽ぼんさい ますます べつ 石菖せきしょう こと すだれ 糧棧リャンザン 緒口いとぐち 翫味がんみ 耀かがや 辟易へきえき 輯録しゅうろく やわらか
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