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瘍
ふりがな文庫
“瘍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よう
66.7%
かさ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よう
(逆引き)
よく見ると、木の幹には、いくつとなく、小指の頭ぐらいの穴があいて、その穴の周囲の樹皮がまくれ上がりふくれ上がって、ちょうど、人間の手足にできた
瘍
(
よう
)
のような
恰好
(
かっこう
)
になっている。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
父の兄弟に吉田大助あり、即ち松陰の養父なり。彼れ剛正にして
夙
(
つと
)
に大志あり。経史を精研し、一家言を為さんと欲す。
瘍
(
よう
)
を病み、自から起たざるを知り、異薬を
卻
(
しりぞ
)
け、特に
従容
(
しょうよう
)
として死す。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
瘍(よう)の例文をもっと
(2作品)
見る
かさ
(逆引き)
瘍
(
かさ
)
が背中に出来た由です。体も無理でした由。何の病気かしら。やはり胸でしょう。それだけのことが、お習字のような丁寧な字で書かれていたきりです。
獄中への手紙:06 一九三九年(昭和十四年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
瘍(かさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
瘍
常用漢字
中学
部首:⽧
14画
“瘍”を含む語句
胃潰瘍
潰瘍
腫瘍
糜爛性腫瘍
膿瘍
潰瘍患者
瘍家大成
瘍疔
瘍跡
癩潰瘍
“瘍”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
寺田寅彦
宮本百合子