“腫瘍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅよう85.7%
しゆやう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほどなくそれが死んで、私が解剖したのですが、どこかのハンターの流れ弾を受けたらしく、脳に傷があって、そこに腫瘍しゅようができていました
博士の目 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
生理的腫瘍しゅよう。秋の末で、南向きの広間の前の庭に、木葉が掃いても掃いてもまる頃であった。
カズイスチカ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
がんのやうな悪性腫瘍しゆやうも、もう動物に移し植ゑることが出来て見れば、早晩予防の手掛りを見出すかも知れない。近くは梅毒が Salvarsanサルワルサン で直るやうになつた。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)