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『博士の目』
ふりがな文庫
『
博士の目
(
はかせのめ
)
』
私がマックス・プランツ研究所にロレンス博士をたずねたのは、数年前の早春のある日である。たまたま、近くの大学で国際動物学会が開催され、わざわざ日本から参加した私は、高名な博士に逢える機会を逃したくなかったのだ。博士は、動物本能の——正確には、 …
著者
山川方夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「ヒッチコック・マガジン 第四巻第五号」宝石社、1962(昭和37)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
疎
(
まば
)
呼吸
(
いき
)
嘴
(
くちばし
)
家鴨
(
あひる
)
慄
(
ふる
)
曇
(
くも
)
犇
(
ひし
)
米
(
メートル
)
精
(
くわ
)
絆
(
きずな
)
羽搏
(
はばた
)
腫瘍
(
しゅよう
)
茫漠
(
ぼうばく
)
隆
(
たか
)
雀斑
(
そばかす
)
鰭
(
ひれ
)