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茫漠
ふりがな文庫
“茫漠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうばく
93.8%
ばうばく
3.8%
ぼんやり
2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうばく
(逆引き)
老耄
(
ろうもう
)
していた。日が当ると
茫漠
(
ぼうばく
)
とした影が
平
(
たいら
)
な
地面
(
じべた
)
に落ちるけれど曇っているので鼠色の幕を垂れたような空に、濃く浮き出ていた。
扉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
茫漠(ぼうばく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ばうばく
(逆引き)
それ等幼年時代の
些細
(
ささい
)
な出来事が、昨日の事よりももつとありありと(その時の彼には昨日のことはただ
茫漠
(
ばうばく
)
としてゐた)
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
茫漠(ばうばく)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぼんやり
(逆引き)
御米
(
およね
)
は
又
(
また
)
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
つて、
洋燈
(
らんぷ
)
を
手
(
て
)
にした
儘
(
まゝ
)
、
間
(
あひ
)
の
襖
(
ふすま
)
を
開
(
あ
)
けて
茶
(
ちや
)
の
間
(
ま
)
へ
出
(
で
)
た。
暗
(
くら
)
い
部屋
(
へや
)
が
茫漠
(
ぼんやり
)
手元
(
てもと
)
の
灯
(
ひ
)
に
照
(
て
)
らされた
時
(
とき
)
、
御米
(
およね
)
は
鈍
(
にぶ
)
く
光
(
ひか
)
る
箪笥
(
たんす
)
の
環
(
くわん
)
を
認
(
みと
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
茫漠(ぼんやり)の例文をもっと
(2作品)
見る
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“茫漠”で始まる語句
茫漠性
検索の候補
茫漠性
曖昧茫漠
茫々漠々
茫乎漠然
“茫漠”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
柳田国男
小栗虫太郎
山川方夫
梅崎春生
夏目漱石
林不忘
ロマン・ロラン
倉田百三
吉川英治