“部屋”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
へや90.2%
べや6.4%
いま0.6%
ここ0.6%
じぶん0.6%
ところ0.6%
なか0.6%
シャンブル0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“部屋”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)46.2%
文学 > フランス文学 > 小説 物語23.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
二階の部屋へやへ案内されたあとで、半蔵は寿平次と顔を見合わせて言ったが、まだ二人とも脚絆きゃはんをつけたままだった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
が、洋服をた儘、部屋へや敷居しきゐの上に立つて、なにせわしい調子で、細君をけてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
葉子は宿直部屋べやに行って、しだらなく睡入ねいった当番の看護婦を呼び起こして人力車じんりきしゃを頼ました。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
部屋べやのかげで、さざんかが白くさくころに、松吉、杉作のうちでは、あんころもちをつくりました。
いぼ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
さても得右衛門は銀平を下枝の部屋いま誘引いざないつ、
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其の事をごとに、姉はおもておお習慣ならい、大方もの身体からだから姉の顔をかすめて、暖簾のれんくぐつて、部屋ここまで飛込とびこんで来たのであらう、……其よ、ひやうのないいや臭気においがするから。
蠅を憎む記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
船員は、じぶんの部屋じぶんでゆっくりとコーヒーをすすっていた。
(まさかお浦が、こんな部屋ところへ来ていようとは思われないが……)
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「じゃあ、部屋なかへ入りなさい!」そう言うなり家政婦は、くるりと向うむきになって彼に背中を見せたが、その背中には何かの粉が一杯ついていて、少し下の方に大きなほころびが出来ていた。
「いやア、どうも惨々の敗北でねえ。……何しろあっしと踏ちゃんの部屋シャンブル待合オテルのトバ口だったから、あッという間に踏ン込まれの、ひン捲られの、あたかもカサノヴァ伝を極彩色にしたような絢爛たる図になりましてねえ」
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)