“フラット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平罐25.0%
扁平25.0%
貸間25.0%
部屋25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平罐（フラット）のほうはまだしも扱いやすいが、高罐（トール）となるととても駈けだしの fresh eggs などの手に負えるものではないのである。
南部の鼻曲り (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)
「ここのところに著（いちじる）しくないが、Ｋ興奮が出ている。君のはまるで男の胸のように扁平（フラット）で、何も出ていないじゃないか」
キド効果 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)
面白いことには、ロンドン・タイムズやイヴニング・ニューズのような大新聞に出る貸間（フラット）の広告に、よくエレクトリック・ライティング（電燈付）というのがあった。
動力革命と日本の科学者 (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)
一家族ずつの部屋（フラット）が積み重なつた巨大な建築で、まだ大部分は足場と掲示板でおおわれていた。掲示板には、建築者兼所有者として、スインドン・サンド商会の名前が出ていた。
ピンの先き (新字新仮名) ／ ギルバート・キース・チェスタートン(著)