“いま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イマ
語句割合
29.7%
26.9%
13.4%
5.1%
現在4.7%
現今4.1%
居間3.2%
居室1.7%
1.2%
1.0%
現代0.8%
目下0.8%
0.8%
0.6%
0.5%
今日0.5%
当今0.5%
当時0.4%
0.4%
現時0.3%
0.3%
今時0.2%
内寝0.2%
居待0.2%
御在0.2%
現下0.2%
當時0.2%
近代0.2%
今者0.1%
先刻0.1%
内室0.1%
内院0.1%
刻下0.1%
即刻0.1%
即座0.1%
只今0.1%
在宅0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
早晩0.1%
0.1%
0.1%
自今0.1%
0.1%
部屋0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
工務課の人たちの意志によつて彼はだ動かせぬ足を持つて下宿へ帰された。兄弟よ。われ等は算盤玉ですつかり弾き出されるのだ。
工場の窓より (新字旧仮名) / 葉山嘉樹(著)
じゅうがそうであり、百が、そうであったにちがいない。そしてこの山々は、も、も、永久にだまっているのでした。
考えこじき (新字新仮名) / 小川未明(著)
ということは、るべきわしき妖毒が、今や金博士の性格を見事に切りしたその証左と見てもさしつかえないであろうと思う。
しかもさういふ只中にして、国民同胞すべての苦難と悲願を尊き御一身に担はせ給ひ、事あるごとに神祇仏法を崇められ
帰依と復活 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
現在ではただの労働者でも、絵だの彫刻だのというようなことが多少ともにありますが、その頃はそうした考えなどは、全くない。
もし仮に他の人であったら現今のわたくしのような善い人たちにかこまれることもなく、かなしい憂目を見たかも分りません。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
妹の居間には例の通り壁と云う壁に油画がかかり、畳にえた円卓の上にも黄色い笠をかけた電燈が二年前の光りを放っていた。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
それにも拘はらず、彼女の死後その居室には文字を書いたものと云つては、殆んど何一つない位よく仕末されてありました。
背負ひ切れぬ重荷 (新字旧仮名) / 伊藤野枝(著)
交代で夜をしめている武士以外は、皆死んだように熟睡するので、晝間の騒擾と活動が激しければ激しい程、夜は無気味に静かになる。
ヨーロッパ諸国の社会の進歩とルネッサンス以来の人間解放の方向とは、中世封建の社会から女にだけ強要された野蛮な貞操のしめをといた。
貞操について (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
現代のおいらんなんだそうですけれど、作者だか、絵師さんだかの工夫ですか、意匠で、むかし風にえたんでしょう、とおっしゃって、それに、雑誌にはいろいろの作が出ておりますけれど
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うまでもなく道徳円満、ただしその細君は三度目で、の二人とも若死をして、目下のがまた顔色が近来、い。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
早熱早冷の大にしむべきはろ戦呼に勇む今の時に非ずして、りて戦後国民の覚悟の上にあるべくと存候。
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
極刑中の極刑を以つてしめられるところに、無智なるが故の爲政者の恐怖と、封建性のを守り拔かうとする見かけだけの嚴重さがあつたわけです。
かれ、その猨田毘古の神、阿邪訶せる時にどりして、ヒラブ貝にその手をひ合されて海塩れたまひき。
が出るか、が出るか、難産中で今日の処は何とも言へぬが、三十三四の、脂肪切つた未亡人を主人公に、五六十回続けて見ようと思ふが、問題が問題であるから
未亡人と人道問題 (新字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)
「へへへへへ、華族で、金があれば、ばかでも嫁に行く、金がなけりゃどんなに慕ってももひッかけん、ね、これが当今姫御前です。へへへへ、浪子さんなンざそんな事はないですがね」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
これは大事でございまして、当時零落れまして、を高くはうといふ人がございますけれども、なか/\手離しませぬで……。
お菊の胸を往来するものは、役者らしくもなく純情な中村新八郎の姿で、阿武隈大膳正の、情痴にれた醜怪な大肉塊は、恐ろしくわしく、そして汚らわしくさえ思われました。
私は這麽性質ですから諄々言つて見ることも御座いますが、人の前ぢや眼許りパチパチさしてゐて、カラもう現時青年の樣ぢやありませんので。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
容姿端麗藤原氏時代木彫だとくが、までじたがない、すらりとした立像の、法衣が、つた萌黄なのである。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「たかが、今時のおさん。」
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そこで孔生は泊ることにして少年とをともにして寝たが、朝になってまだうす暗いうちに僮子が来て炭火を室の中できだしたので、少年はさきに起きて内寝へ入ったが
嬌娜 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ははあ角口に隠れていて、居待ち討ちにしようというのだな」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
食国の 朝廷に 汝等し 斯くりなば 平らけく 吾は遊ばむ 手抱きて 我は御在さむ 天皇が うづの御手ち 掻撫でぞ ぎたまふ うち撫でぞ 労ぎたまふ 還り来む日 相飲まむぞ この豊御酒
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
女房は、これも現下の博多節に、うっかり気を取られて、釜前の湯気にとして立っていた。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
れをめやうとて雷神虎盆筵についたがり、次第るいがみてひには土藏やぶりまでしたさうな、當時監獄入りしてもつそうたべてやうけれど
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
今者づるをるに、志念し、(六一)り。け八僕御り、れりとす。るをむる
先刻の奴らがやって来て、また虐めないものでもない。遠慮をするな、送ってやろう」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その細君はといってる美しい女であったが、ある夜自分の内室にいると一人の若い強そうな男が外から不意に入って来て、剣に手をかけて四辺を見まわしたので、は恐れて逃げてしまった。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
邵は客を泊めるに婢や媼を入れてあるので、とうとう万生を内院へ伴れていって泊めた。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
そも何者が訴人をしてかくも捕り手のむれをさしむけたのか?——という疑惑とふしぎ感だったが、そんな穿鑿よりも刻下は身をもってこの縦横無尽に張り渡された捕縄の網を切り破るのが第一
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
あたしのはまだあの井戸の底にあるはずだから、後日とはいわず即刻にも引き上げて明日の酉の日の分に入れてみようじゃないか——と。
それが可厭ならお止しだけれど、った人が出来た上は、片時も、寝衣胡坐かいた獣なんぞ、備前焼の置物だって身のまわり六尺四方はなこと、一つ内へは置けないから、即座帰れ。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
豈離只今這皮袋[菴中不死の人を識らんとわば、只今のこの皮袋を離れんや]を引いて、肉体の主人たる不生不滅者は、たとい誰の(釈迦や弥勒の)それであっても
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
在宅すことは、在宅すが、お目にかゝれますかどうか一寸伺って参ります。」
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
贋探偵の銀平が出去りたる後、得右衛門はなお不審晴れ遣らねば、の内を見廻るに、畳に附たる血のあり。一箇処のみか二三箇処。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
だ幾万年しか経ない人間社会に在って、常に弱肉強食の修羅場を演じ、多数の弱者が直接・間接に生存競争の犠牲となるのは、目下の所は已むを得ぬ現象で、天寿を全くして死ぬちょう願いは
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
八坂入彦皇子弟媛は無類飛び切りの佳人なり、その再従兄に当らせたもう景行帝その由し召して、遠くその家にせしに、恥じて竹林に隠れたので、帝の宮にし鯉多く放ち遊びたもう。
だって、貴女、先生がお嬢さんのお酌で快く御酒を召食れば、それに越した事はありません。にその筋から御褒美が出ます。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伏してふに皇帝陛下、一を得て光宅し、三に通じて亭育したまふ。紫宸にして徳は馬のの極まるところにり、玄扈して化は船のるところを照したまふ。
それは雀のようにすくみ上っても見えたし、また別な、厳粛な、荒荒しい外部をしめている小さな怒りに燃えているようにも思えた。
或る少女の死まで (新字新仮名) / 室生犀星(著)
本当に困るぢやアないかね、義理あるだから小言へないが、たつた一人のさんを置去りにしてつてるなんて……なに屹度早晩にぶらりとつてるのがだらうが
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼は学だ深からず、歳だ高からず、齢だ熟せず、経験だ多からず、要するにこれ白面の中書生(老書生といわず)のみ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
抜いてはならぬとしめられている伝家の宝刀を抜いて見ているうちに、血相が変って来たの……というような話が、いくらでも出て来るのは、そうした恐しい心理遺伝の暗示の力を
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
どん底にぶつかったところが——自今の世相から見て、生命をかけたいわゆる男の、武士道的な誓約のある事を、寡聞にして知らないから——物質と社会上の位置とを失えば
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
しかも祖母のしめによって、いかなる折りも髪かたちをくずさず、しじゅう身ぎれいに、家の内外も磨きあげたようにして、終日、ザブザブと、水を豊かに汲みあげているような日常を見て
さても得右衛門は銀平を下枝の部屋誘引
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)