“近代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんだい27.3%
ちかきよ18.2%
いま18.2%
ちかつよ18.2%
チカツヨ9.1%
モデルン9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、あかるい、清潔せいけつな、設備せつびのよくいきとどいた、近代きんだいふうの工場こうばが、まえかびがります。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
神はわがその王宮を、近代ちかきよに全くためしなき手段てだてによりて見るをよみしたまふまで、我をその恩惠めぐみにつゝみたまへるなれば 四〇—四二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
近代いまといふ今はすくなくも
酒場にて (新字旧仮名) / 中原中也(著)
上つ方の郎女が、ざえをお習い遊ばすと言うことが御座りましょうか。それは近代ちかつよ、ずっとしもざまのおなごの致すことと承ります。父君がどうおっしゃろうとも、父御ててご様のお話は御一代。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
上つ方の郎女イラツメが、ザエをお習ひ遊ばすと言ふことが御座りませうか。それは近代チカツヨ、ずつとシモざまのをなごの致すことゝ承ります。父君がどうオツシヤらうとも、父御テテゴ様のお話は御一代。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
アントニオ・モレノ主演「侠勇男子」の絵看板と跳舞大会のびらとがホテル近代モデルンの入口を色どり、しつこい乞食のに夕方の風が吹き、いっぱいの曹達水ソデリヤ・ワダに日露支全極東の味がこもり
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)