“寝衣”のいろいろな読み方と例文
旧字:寢衣
読み方(ふりがな)割合
ねまき93.2%
しんい3.4%
ねめし0.7%
わまき0.7%
ドレッシングガウン0.7%
ナイトガウン0.7%
パジャマ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“寝衣”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
満身の汗は、寝衣ねまき湿うるおしていた。破戸やれどの隙間洩る白い光は如月きさらぎあけに近い残月であった。
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
フト、下を覗きみると、寝衣ねまき姿の葉子と由子が、いつ眼を覚ましたのか、何か口をぱくぱくさせながら手を振って見せていた。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
海野はみづから手をろして、李花が寝衣しんいはかますそをびりりとばかりつんざけり。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
是は正弘が平素紋附の寝衣しんいを用ゐてゐたので、重臣某の曾て正弘より賜つた継上下つぎかみしもを捧げたのを著て、迅速に支度を整ふることを得たからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
みね「旦那此の熱いのに行水を遣わないで毒ですよ、お寝衣ねめしも汗でビッショリになって居りますから、お天気ですからうございますが、降りでもすると仕方がありません、身体のお毒になりますからお遣いなさいよ」
汗が寝衣わまきをとおした。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
婦人のほうは日常の着物を着ていたが、しかし主人の方は、寝衣ドレッシングガウンに、寛服ナイトガウンを重ねていたのであった。
火薬の痕跡は、寝衣ドレッシングガウンにもまた手にもついてはいなかった。
夜になると繻子しゅすで作った刺繍ぬいとりのある綺麗きれい寝衣ナイトガウンを着て、暖かそうに暖炉の前で書物などを読んでいた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
太い男の声が扉のすき間からもれると、太田ミサコは部屋につかつかと這入ると、彼女は盲目のように寝衣パジャマの男を見つめた。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)