“パジャマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝巻40.0%
寝衣40.0%
寝間着20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は何時の間にやら寝台を滑り落ちて、寝巻パジャマ姿のまま、女中の前に立って居りました。
その拍子に寝衣パジャマの袖がそこに飾ってある支那製の螺鈿らでんの人形に触れたのであろう。バターン! グヮチャ、グヮチャ、グヮチャーン! と、台座と一緒に微塵になって人形の砕ける凄まじい音がした。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
寝間着パジャマを着た貴婦人に化けて寝台車に這入って、団長の化粧品箱の中から盗み出して、便所でレターペーパーを十枚程使って透き写しをしたのですから、とても判然わかにくいでしょうと思うんです。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)