“ナイトガウン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寛服50.0%
寝衣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婦人のほうは日常の着物を着ていたが、しかし主人の方は、寝衣ドレッシングガウンに、寛服ナイトガウンを重ねていたのであった。書斎の中は全く一物も動かされた形跡はなかった。
夜になると繻子しゅすで作った刺繍ぬいとりのある綺麗きれい寝衣ナイトガウンを着て、暖かそうに暖炉の前で書物などを読んでいた。北向の狭苦しい部屋で押し込められたようにじっすくんでいる健三は、ひそかに彼の境遇をうらやんだ。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)