“綺麗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きれい98.9%
きら0.5%
きれえ0.2%
ぎれい0.2%
グレースフル0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“綺麗”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.9%
文学 > 日本文学 > 戯曲7.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
煤掃すすはきも済み餅搗もちつきも終えて、家の中も庭のまわりも広々と綺麗きれいになったのが、気も浮立つ程嬉しかった。
守の家 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
御坊はこの頭蓋骨と頬骨と外に二つ三つの大きな骨を残して、「あとは綺麗きれいふるって持って参りましょう」と云った。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いずれ唐物からものであろうが、師直すら知らないような綺麗きらな織物の袖なし羽織を、桔梗ききょうぼかしの白綾の上へ、すずやかに羽織っていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
万八、河長、梅川、亀清、柳屋、柏屋、青柏、大中村と、庇を連ねた酒楼おちゃやでも、大川筋へ張り出した桟敷さじきへ、柳橋芸者に綺麗きらを飾らせ、空の一発千両と豪華のほどを競い、争っている。
円朝花火 (新字新仮名) / 正岡容(著)
久「えゝ女子おんな綺麗きれえな所を見せなくちゃアなんねえ……綺麗な虫は……ア玉虫がい、女の美しいのを女郎屋じょろやなどではい玉だてえから、玉虫のようなお前様をと目見るより、いなご、ばったではないが、とびっかえるほどに思いそうろうと書け」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
二人とも安物ながら身綺麗ぎれいな服装をしていたが、女が確固しっかりとしているわりには、男は、なまけ者の様子だった。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
ヘンリイ・ウイリアムズは、背丈せたけの高い、小綺麗ぎれいな紳士だった。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
になうさまを綺麗グレースフルにし、あるいは荷うものの品質をよくし、ただ十貫目かつげといえば、なるべくひんよいものをかつげというのである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)