“物綺麗”の読み方と例文
読み方割合
ものぎれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人仕事(ひとしごと)などをしたのであるが、つゞまやかにして、物綺麗(ものぎれい)に住んで、お辻も身だしなみ好(よ)く、髪形(かみかたち)を崩さず、容色(きりょう)は町々の評判、以前五百石取(こくどり)の武家(ぶけ)、然(しか)るべき品(ひん)もあつた
処方秘箋 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
なるほど奥をのぞいてみると、廊下が折れ曲がったり、中庭の先に新しい棟(むね)が見えたりして、さも広そうでかつ物綺麗(ものぎれい)であった。自分は番頭にどこか都合ができるだろうと言った。
手紙 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
物綺麗(ものぎれい)でこぢんまりしたところは、妾宅(しょうたく)のような感じもするのだった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)