“雪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ゆき73.8%
そそ11.9%
すす7.0%
そゝ3.0%
すゝ1.7%
いき0.3%
0.3%
せつ0.3%
0.3%
スネエウ0.3%
(他:3)1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雪”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)17.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
が、あれはゆきれいがあつて、小兒こども可愛いとしがつて、れてかへつたのであらうもれない。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかもゆきなすゆびは、摩耶夫人まやぶにんしろほそはな手袋てぶくろのやうに
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「もういい、もういい! おまえの冤罪むじつは、きっと、この父がそそいでやる。気をしッかりせい、心をつよく持て」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一八〇六年において恥ずべき敗北を取りし後、ドイツ人はその屈辱をそそがんがため国民的精神と言える造兵場につきて新兵器を捜索したり。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
「さ、又八。旧怨をすすいでみ交わそう。武蔵ぐらいな相手、恐れるな。広言ではないが、佐々木小次郎がついている」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ガンベッタは曰く「看よ看よいつか汝に向かってセダンのはずかしめ、パリ城下のはじをばひとたびすすがずしておくべきか」と。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
この禍福とそれに伴ふ晦顕くわいけんとがどうして生じたか。私はそれをきはめて父のゑんそゝぎたいのである。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
昨日は英語で一番綴りの長いことばの事を言つたが、今日は林檎の冤罪をそゝいだおけに、世界中で一番長い名前をお知らせする。
墨股すのまたの戰ひに少しく會稽の恥をすゝぎたれども、新中納言(知盛)軍機ぐんきしつして必勝の機をはづ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
かへで 拙い細工を世に出したをそれほど無念と思召さば、これからいよ/\精出して、世をも人をもおどろかすほどの立派な面を作り出し、恥をすゝいでくださりませ。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
わらべのあそびにいきだうといふ㕝あり、初編にいだせり。
「一つあんちゃんにええことがあるで。———仏蘭西語せてもらえるで」
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「あった、———これ、あんちゃんに見せたのん」
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
いわんや北国のせつ世界はほとんど一年の三分の一を白き物の中に蟄居ちっきょせざるべからざるや。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
余所よそに面白いことが十分あると見えて、それ、たまたまで、顔を見せても、雪のの字も言いなさらぬ。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大分ヒールスネエウが降っているな」
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
のみならず、アラスカのスノウは Snow は Snow でも本物のスノウでけっしてコカインではない。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それでモオリーは長い間悩んだすえ、その苦痛から逃れるためにスノウ、つまりコカインをやりだした。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
例えば「ユキ」のキには「伎」「企」「枳」などのどれを使ってもよく、「ツキ」のキには「紀」「奇」などどれを使ってもよい。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
例えば「ツキ」の「キ」には「紀」(またはこれと同類)の仮名を書き、ユキの「キ」には「伎」(またはこれと同類)の仮名を書く。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
ンヤデヤなア、ユギゲデセエ、ニシゴト日當ひあダりの屋根ヤネサ干すエネればタコエそがしグテ、オド晝間シルマまでタコ掻廻カマして、それガラ田畔タノクロサあがテせ、ママば、サゲ藥鑵ヤガンコれダノゴト二人でナガよグむアネ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)