“鳰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にお43.8%
にほ43.8%
かいつぶり6.3%
にイほ3.1%
ケエツグリ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もしわたしのようなものはおしどりにしていただけないなら、かもにでもにおにでもしていただいてあなたのおそばにまいりましょう。」
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)
琵琶湖はまたにほの海ともいひ、その名の如く琵琶に似て、瀬田せた膳所ぜぜ、大津などの湖尻から三里ばかり北に入つてゆく間は東西の幅も一里位のもので
湖光島影:琵琶湖めぐり (旧字旧仮名) / 近松秋江(著)
一つ、別に、この畷を挟んで、大なる潟がいたように、刈田を沈め、かいつぶりを浮かせたのは一昨日のの暴風雨の余残なごりと聞いた。
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
にイほ浮巣うきすがついた
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ケエツグリのあたまに火がいた
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)