“甲虫”のいろいろな読み方と例文
旧字:甲蟲
読み方割合
かぶとむし87.2%
こうちゅう2.6%
こがねむし2.6%
コレオブテラ2.6%
スカラップ2.6%
スカラベイ2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、最後に第五斥候隊と、その救援に向った二ヶ隊のものが、奇怪な甲虫のような人間位の大きさの火星人を十人つれて帰艇して来た。
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
紫色の紋のある美しいが五、六羽、蜂が二種類、金亀子のような甲虫が一種、そのほかに、大きな山蟻羽蟻もいる。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
甲虫や小さな蛾や羽の長い蚊なんかでしたが、それが、笠の中でぶんぶん飛び廻るのを見て、あたし夢中になって……。
丘の上 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
それと直交し弓なりに立って見える呉服橋通りの道路を、緑色の電車のほかに、白、赤、青、緑のバスが奇妙な甲虫のようにはい上りはいおり行きちがっている。
Liber Studiorum (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ともよは湊が中指にめている古代埃及甲虫のついている銀の指輪さえそういうときは嫌味に見えた。
(新字新仮名) / 岡本かの子(著)
埃及人が永生の象徴として好んで甲虫のお守を彫ったように、古代ギリシャ人は美と幸福と平和の象徴として好んでセミの小彫刻を作って装身具などの装飾にした。
蝉の美と造型 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)