“螽蟖”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きりぎりす63.6%
きり/″\す9.1%
こほろぎ9.1%
ばった9.1%
ばつた9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“螽蟖”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
六番の美男の東海さんは「螽蟖きりぎりすみたいな、あんな女のどこが好いのだ。おい」と、ぼくの面をしげしげとのぞいてたずねます。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
その人声も、影も去って、山は元の静寂しじまかえった。どこかで、昼の螽蟖きりぎりすが啼いていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蛇、蜥蜴とかげ螽蟖きり/″\す、そんなものが、偶然に出來た塵塚を棲家にして、夏盛んに繁殖する。
ごりがん (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
源氏が六條のほとりの、夕顏の宿やどに寢て、はしぢかにきこえてくる、物賣りの聲や、町人の話聲や、夜明けに隣家の下僕が嚔をするのや、唐臼からうすの音がとどろいてくるのや、螽蟖こほろぎが枕上ちかく飛んでくるのを見るあたりの、あの心持や、その書きかたが心憎いほどにまざまざと浮びあがつてくるのだつた。
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
恰度ちょうど鷺太郎が、その横まで通りかかって行った時だ。テントの中から、妹らしい少女が、熱い砂の上を、螽蟖ばったのように跳ねながらやって来て、
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
蜻蛉とんぼがからんだ、螽蟖ばつたがセ、栗鼠りすが駈け出す、とんびがセ、
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
蜻蛉とんぼがからんだ、螽蟖ばつたがセ、栗鼠りすが駈けだす、鳶がセ、
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)