トップ
>
螽蟖
ふりがな文庫
“螽蟖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きりぎりす
66.7%
ばつた
8.3%
きり/″\す
8.3%
こほろぎ
8.3%
ばった
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりぎりす
(逆引き)
六番の美男の東海さんは「
螽蟖
(
きりぎりす
)
みたいな、あんな女のどこが好いのだ。おい」と、ぼくの面をしげしげとのぞいて
尋
(
たず
)
ねます。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
螽蟖(きりぎりす)の例文をもっと
(8作品)
見る
ばつた
(逆引き)
蜻蛉
(
とんぼ
)
がからんだ、
螽蟖
(
ばつた
)
がセ、
栗鼠
(
りす
)
が駈け出す、
鳶
(
とんび
)
がセ
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
螽蟖(ばつた)の例文をもっと
(1作品)
見る
きり/″\す
(逆引き)
蛇、
蜥蜴
(
とかげ
)
、
螽蟖
(
きり/″\す
)
、そんなものが、偶然に出來た塵塚を棲家にして、夏盛んに繁殖する。葱の白根を餌にして、天南はよく螽蟖を釣らうとしたが、時折り蛇に驚かされて、逃げ戻つて來たこともある。
ごりがん
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
螽蟖(きり/″\す)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こほろぎ
(逆引き)
夕顏の
宿
(
やど
)
に寢て、はしぢかにきこえてくる、物賣りの聲や、町人の話聲や、夜明けに隣家の下僕が嚔をするのや、
唐臼
(
からうす
)
の音がとどろいてくるのや、
螽蟖
(
こほろぎ
)
が枕上ちかく飛んでくるのを見るあたりの
夏の夜
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
螽蟖(こほろぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばった
(逆引き)
恰度
(
ちょうど
)
鷺太郎が、その横まで通りかかって行った時だ。テントの中から、妹らしい少女が、熱い砂の上を、
螽蟖
(
ばった
)
のように跳ねながらやって来て
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
螽蟖(ばった)の例文をもっと
(1作品)
見る
螽
漢検1級
部首:⾍
17画
蟖
部首:⾍
18画
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽斯
螽
螻蛄
...
“螽”で始まる語句
螽
螽斯
螽捕
螽花
“螽蟖”のふりがなが多い著者
田中英光
ニコライ・ゴーゴリ
上司小剣
蘭郁二郎
北原白秋
吉川英治
長谷川時雨
国枝史郎
山本周五郎
坂口安吾