“こほろぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コホロギ
語句割合
蟋蟀74.4%
14.0%
促織2.3%
竈馬2.3%
2.3%
螽斯2.3%
螽蟖2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕打は蟷螂のやうな顔のつぽけな俳優だなと思つた。俳優はまた蟋蟀のやうな色の黒い仕打だなと思つた。仕打はとうと切り出した。
鬼怒川土手繁茂したはつて鴨跖草からかられてながら生命ちつゝ日毎れげなをつけた。滅入いた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
蟋蟀促織か定かならず。多年東京にて聞馴れしこほろぎとは其の鳴き方少しく異るところあり。
荷風戦後日歴 第一 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
垣根の朝顔やう/\小さく咲きて、昨日今日がくれに一花みゆるも、そのはじめの事おもはれて哀れなるに、松虫すゞ虫いつしかよわりて、朝日まちとりて竈馬果敢なげに声する、小溝
あきあはせ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
刈萱いつしかにく、芭蕉夜半、やがてれてく、芙蓉るとしもあらずかせば、夏痩せにしきが、轉寢よりめて
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
夕顏の宿に寢て、はしぢかにきこえてくる、物賣りの聲や、町人の話聲や、夜明けに隣家の下僕が嚔をするのや、唐臼の音がとどろいてくるのや、螽蟖が枕上ちかく飛んでくるのを見るあたりの
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)