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こほろぎ
ふりがな文庫
“こほろぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
コホロギ
語句
割合
蟋蟀
75.0%
蛼
13.6%
促織
2.3%
竈馬
2.3%
蛬
2.3%
螽斯
2.3%
螽蟖
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟋蟀
(逆引き)
仕打は
蟷螂
(
かまきり
)
のやうな顔の
小
(
ち
)
つぽけな
俳優
(
やくしや
)
だなと思つた。
俳優
(
やくしや
)
はまた
蟋蟀
(
こほろぎ
)
のやうな色の黒い仕打だなと思つた。仕打はとうと切り出した。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こほろぎ(蟋蟀)の例文をもっと
(33作品)
見る
蛼
(逆引き)
鬼怒川
(
きぬがは
)
の
土手
(
どて
)
に
繁茂
(
はんも
)
した
篠
(
しの
)
の
根
(
ね
)
に
纏
(
まつ
)
はつて
居
(
ゐ
)
る
短
(
みじか
)
い
鴨跖草
(
つゆぐさ
)
も
葉
(
は
)
から
莖
(
くき
)
から
泥
(
どろ
)
に
塗
(
まみ
)
れて
居
(
ゐ
)
ながら
尚
(
なほ
)
生命
(
せいめい
)
を
保
(
たも
)
ちつゝ
日毎
(
ひごと
)
に
憐
(
あは
)
れげな
花
(
はな
)
をつけた。
蛼
(
こほろぎ
)
が
滅入
(
めい
)
る
樣
(
やう
)
に
其
(
そ
)
の
蔭
(
かげ
)
に
鳴
(
な
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
こほろぎ(蛼)の例文をもっと
(6作品)
見る
促織
(逆引き)
蟋蟀
(
きり/″\す
)
か
促織
(
こほろぎ
)
か定かならず。多年東京にて聞馴れしこほろぎとは其の鳴き方少しく異るところあり。
荷風戦後日歴 第一
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
こほろぎ(促織)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
竈馬
(逆引き)
垣根
(
かきね
)
の朝顔やう/\小さく咲きて、昨日今日
葉
(
は
)
がくれに
一花
(
ひとはな
)
みゆるも、そのはじめの事おもはれて哀れなるに、松虫すゞ虫いつしか
鳴
(
なき
)
よわりて、朝日まちとりて
竈馬
(
こほろぎ
)
の
果敢
(
はか
)
なげに声する、
小溝
(
こみぞ
)
の
端
(
はし
)
あきあはせ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
こほろぎ(竈馬)の例文をもっと
(1作品)
見る
蛬
(逆引き)
然
(
しか
)
も
刈萱
(
かるかや
)
の
蓑
(
みの
)
いつしかに
露
(
つゆ
)
繁
(
しげ
)
く、
芭蕉
(
ばせを
)
に
灌
(
そゝ
)
ぐ
夜半
(
よは
)
の
雨
(
あめ
)
、やがて
晴
(
は
)
れて
雲
(
くも
)
白
(
しろ
)
く、
芙蓉
(
ふよう
)
に
晝
(
ひる
)
の
蛬
(
こほろぎ
)
鳴
(
な
)
く
時
(
とき
)
、
散
(
ち
)
るとしもあらず
柳
(
やなぎ
)
の
葉
(
は
)
、
斜
(
なゝめ
)
に
簾
(
すだれ
)
を
驚
(
おどろ
)
かせば、
夏痩
(
なつや
)
せに
尚
(
な
)
ほ
美
(
うつく
)
しきが、
轉寢
(
うたゝね
)
の
夢
(
ゆめ
)
より
覺
(
さ
)
めて
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
こほろぎ(蛬)の例文をもっと
(1作品)
見る
螽斯
(逆引き)
螽斯
(
こほろぎ
)
、
螽斯
(
こほろぎ
)
雲
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
こほろぎ(螽斯)の例文をもっと
(1作品)
見る
螽蟖
(逆引き)
夕顏の
宿
(
やど
)
に寢て、はしぢかにきこえてくる、物賣りの聲や、町人の話聲や、夜明けに隣家の下僕が嚔をするのや、
唐臼
(
からうす
)
の音がとどろいてくるのや、
螽蟖
(
こほろぎ
)
が枕上ちかく飛んでくるのを見るあたりの
夏の夜
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
こほろぎ(螽蟖)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
こおろぎ
きりぎりす
いとど
こうろぎ
きり/″\す
ばつた
ばった
はたをり
かまどうま
コホロギ