トップ
>
きりぎりす
ふりがな文庫
“きりぎりす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
キリギリス
語句
割合
蟋蟀
64.1%
螽蟖
20.5%
螽斯
7.7%
蛬
5.1%
蛩
2.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟋蟀
(逆引き)
「ははははは。
門迷
(
とまど
)
いをしちゃア困るぜ。何だ、さッきから二階の
櫺子
(
れんじ
)
から覗いたり、店の格子に
蟋蟀
(
きりぎりす
)
をきめたりしていたくせに」
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
きりぎりす(蟋蟀)の例文をもっと
(25作品)
見る
螽蟖
(逆引き)
丈
(
たけ
)
のびた雑草の緑にまじって、萩だの
女郎花
(
おみなえし
)
だの
桔梗
(
ききょう
)
だのの、秋草の花が咲いている、
飛蝗
(
ばった
)
や
螽蟖
(
きりぎりす
)
や
馬追
(
うまおい
)
などが、花や葉を分けて飛び
刎
(
は
)
ねている。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
きりぎりす(螽蟖)の例文をもっと
(8作品)
見る
螽斯
(逆引き)
未決監を出てからもう彼是一と月、その間、日となく夜となく緊張し切つた俺の神経はまるで
螽斯
(
きりぎりす
)
のやうに
間断
(
きり
)
もなく顫へ続けた。狂気と錯乱とがもう俺の目前に赤く笑つてゐる。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
きりぎりす(螽斯)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
蛬
(逆引き)
其角に「すむ月や髭を立てたる
蛬
(
きりぎりす
)
」という句がある。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
きりぎりす(蛬)の例文をもっと
(2作品)
見る
蛩
(逆引き)
笹葉たくあとやいろりの
蛩
(
きりぎりす
)
夕兆
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
きりぎりす(蛩)の例文をもっと
(1作品)
見る
“きりぎりす”の意味
《名詞》
きりぎりす 【螽斯, 螽蟖, 蟋蟀】
バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫のうち、本州~九州地方に分布する種群の総称。体長25-40mm。体色は緑色か褐色。チョンギースと鳴く。
こおろぎの古い呼び名。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
こほろぎ
こおろぎ
ばった
ばつた
きり/″\す
いなご
ぎす
キリギリス
ジイツタン
いとど