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櫺子
ふりがな文庫
“櫺子”の読み方と例文
読み方
割合
れんじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんじ
(逆引き)
そこで柳町の
姐
(
ねえ
)
さんたちや、細紐ひとつの飲屋の女たちが、
櫺子
(
れんじ
)
や格子から昼寝をさました
白粉
(
おしろい
)
まだらな顔をつきのばしていますと
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ははははは。
門迷
(
とまど
)
いをしちゃア困るぜ。何だ、さッきから二階の
櫺子
(
れんじ
)
から覗いたり、店の格子に
蟋蟀
(
きりぎりす
)
をきめたりしていたくせに」
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
その内にふと男の耳は、薄暗い窓の
櫺子
(
れんじ
)
の中に、人のゐるらしいけはひを捉へた。男は
殆
(
ほとんど
)
何の気なしに、ちらりと窓を覗いて見た。
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
櫺子(れんじ)の例文をもっと
(30作品)
見る
櫺
漢検1級
部首:⽊
21画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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櫺子窓
櫺子外
櫺子格子
検索の候補
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中櫺子
唐櫺子
櫺子外
裏櫺子
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“櫺子”のふりがなが多い著者
上司小剣
吉川英治
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