“桔梗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ききょう81.3%
ききやう9.3%
ききゃう4.7%
きちかう3.3%
ききよう0.7%
きちこう0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“桔梗”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本12.9%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション7.5%
文学 > 日本文学 > 戯曲3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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その断片の処々ところどころ女郎花おみなえしを、桔梗ききょうを、萩を、ながれさっと、脈を打って、蒼白い。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すみれ蒲公英たんぽぽのような春草はるくさ桔梗ききょう女郎花おみなえしのような秋草にも劣らず私は雑草を好む。
あかのみづしづくならで、桔梗ききやうつゆ置添おきそへつ、うきなみおもふならずや。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
路、山に入つて、萩、女郎花をみなへし地楡われもかう桔梗ききやう苅萱かるかや、今を盛りの滿山の秋を踏み分けて上る。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
たゞその澄み切った桔梗ききゃういろの空にさっきの黄金きんいろの二十六夜のお月さまが、しづかにかかってゐるばかりでした。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
お月さまは今はすうっと桔梗ききゃういろの空におのぼりになりました。それは不思議な黄金きんの船のやうに見えました。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
桶などに活けてありける桔梗きちかうをもたせりしかば紙はぬれけむ
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
夏さびし桔梗きちかうの花五つ六つ小雨こさめまじりに虫の声して
池のほとりの桔梗きちこうの花のつぼみをまさぐる。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)