“桔梗”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
ききょう82.4%
ききやう8.1%
ききゃう4.4%
きちかう3.7%
ききよう0.7%
(その他)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“桔梗”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本9.6%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション7.5%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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庭の桔梗ききょうの紫うごき、雁来紅けいとうの葉の紅そよぎ、撫子なでしこの淡紅なびき、向日葵ひまわりの黄うなずき、夏萩の臙脂えんじ乱れ、蝉の声、虫のも風につれてふるえた。
〔出典〕みみずのたはこと(新字新仮名)/徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
左手に細野の人家を眺め、うわぱらと呼ぶ平坦な原野に出る、木立の中や草原には桔梗ききょう女郎花おみなえし、松虫草、コマツナギ等が咲いている。
〔出典〕白馬岳(新字新仮名)/木暮理太郎(著)
笛子 知つてゝよ。さつきから煙が見えてたわ。この辺は随分花が多いのね。人が居ないからでせう。あたし、ほしいわ。あの桔梗ききやう……。
〔出典〕桔梗の別れ(新字旧仮名)/岸田国士(著)
みちばたにいて龍膽りんだうはなとうさんにこゑけてれました。龍膽りんだう桔梗ききやうちいさな草花くさばなで、よく山道やまみちなぞにいてるのをかけるものです。
〔出典〕ふるさと(旧字旧仮名)/島崎藤村(著)
お月さまは今はすうっと桔梗ききゃういろの空におのぼりになりました。それは不思議な黄金きんの船のやうに見えました。
〔出典〕二十六夜(新字旧仮名)/宮沢賢治(著)
そして星が一杯です。けれども東の空はもう優しい桔梗ききゃうの花びらのやうにあやしい底光りをはじめました。
〔出典〕いてふの実(新字旧仮名)/宮沢賢治(著)
桶などに活けてありける桔梗きちかうをもたせりしかば紙はぬれけむ
〔出典〕長塚節歌集:3 下(旧字旧仮名)/長塚節(著)
桔梗きちかうの月にさやけき松が根はひとりかがむにしくものぞなき
〔出典〕白南風(旧字旧仮名)/北原白秋(著)
桔梗ききよう 撫子なでしこ
〔出典〕未刊童謡(新字旧仮名)/野口雨情(著)
池のほとりの桔梗きちこうの花のつぼみをまさぐる。
〔出典〕富士(新字新仮名)/岡本かの子(著)