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初秋
ふりがな文庫
“初秋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はつあき
75.0%
しょしゅう
19.4%
しよしう
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はつあき
(逆引き)
かねてから、範宴の宿望であった
大和
(
やまと
)
の法隆寺へ遊学する願いが、中堂の総務所に聴き届けられて、彼は、この
初秋
(
はつあき
)
を、旅に出た。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初秋(はつあき)の例文をもっと
(27作品)
見る
しょしゅう
(逆引き)
その代り、私は忘れられぬほど
音色
(
ねいろ
)
の深い上野の鐘を聴いた事があった。日中はまだ残暑の去りやらぬ
初秋
(
しょしゅう
)
の夕暮であった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
初秋(しょしゅう)の例文をもっと
(7作品)
見る
しよしう
(逆引き)
初秋
(
しよしう
)
の
洪水
(
こうずゐ
)
以來
(
いらい
)
河
(
かは
)
の
中央
(
ちうあう
)
には
大
(
おほ
)
きな
洲
(
す
)
が
堆積
(
たいせき
)
されたので、
船
(
ふね
)
は
其
(
そ
)
の
周圍
(
しうゐ
)
を
偃
(
は
)
うて
遠
(
とほ
)
く
彎曲
(
わんきよく
)
を
描
(
ゑが
)
かねば
成
(
な
)
らぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
初秋(しよしう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“初秋”の意味
《名詞》
初 秋(しょしゅう はつあき)
秋の初めの頃。立秋過ぎあたりから9月中旬あたりまでを指すことが多いが、晩夏の時期とも重複する事も多い。はつあき。
陰暦七月。
(出典:Wiktionary)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
“初秋”と季節(秋)が同じ季語
食物|
葡萄
蝗
玉蜀黍
林檎
無花果
行事|
中元
七夕
神嘗祭
重陽
盆
植物|
糸瓜
竜胆
桔梗
朝顔
菊
時候|
肌寒
仲秋
十月
夜寒
秋気
天文|
待宵
露霜
菊日和
流星
月
地理|
花畑
不知火
花野
刈田
高潮
動物|
鵯
蓑虫
小鳥
百舌
渡り鳥
人事|
鳴子
砧
燈籠
豊年
虫籠
“初秋”と分類(時候)が同じ季語
春|
晩春
春社
朧月夜
二月
清明
夏|
極暑
白夜
盛夏
小満
梅雨明
秋|
秋分
九月尽
十月
文月
秋
冬|
節分
除夜
短日
大寒
神無月
新春|
正月
新年
元旦
今年
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初午
初旬
初更
“初秋”のふりがなが多い著者
邦枝完二
与謝野寛
夏目漱石
水野仙子
与謝野晶子
鈴木三重吉
吉川英治
長塚節
永井荷風
上田敏