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偃
ふりがな文庫
“偃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふ
50.0%
は
11.1%
ばひ
5.6%
いこ
5.6%
えん
5.6%
た
5.6%
の
5.6%
のめ
5.6%
ひく
5.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふ
(逆引き)
末段に「来春、九州肥前に営すべし、時日を移さず、降幡を
偃
(
ふ
)
せて来服すべし、もし匍匐膝行遅延するに於ては、速かに征伐を加うべきや必せり」
秀吉・家康二英雄の対南洋外交
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
偃(ふ)の例文をもっと
(9作品)
見る
は
(逆引き)
土塊
(
どくわい
)
の
如
(
ごと
)
く
動
(
うご
)
かぬ
彼
(
かれ
)
の
身體
(
からだ
)
からは
憐
(
あはれ
)
に
微
(
かす
)
かな
煙
(
けぶり
)
が
立
(
た
)
つて
地
(
ち
)
を
偃
(
は
)
うて
消
(
き
)
えた。
藁
(
わら
)
の
火
(
ひ
)
を
沿
(
あ
)
びた
時
(
とき
)
其
(
そ
)
の
火
(
ひ
)
が
襤褸
(
ぼろ
)
な
彼
(
かれ
)
の
衣物
(
きもの
)
を
焦
(
こが
)
したのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
偃(は)の例文をもっと
(2作品)
見る
ばひ
(逆引き)
おつぎは
足速
(
あしばや
)
に
臺地
(
だいち
)
の
畑
(
はたけ
)
から
蜀黍
(
もろこし
)
の
葉
(
は
)
のざわつく
小徑
(
こみち
)
を
低地
(
ていち
)
の
畑
(
はたけ
)
へおりて
漸
(
やうや
)
くのことで
鬼怒川
(
きぬがは
)
の
土手
(
どて
)
へ
出
(
で
)
た。おつぎは
四
(
よ
)
つ
偃
(
ばひ
)
に
成
(
な
)
つて
芝
(
しば
)
に
捉
(
つかま
)
りながら
登
(
のぼ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
偃(ばひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いこ
(逆引き)
地は荒れ、物は
毀
(
こぼた
)
れたる中に
一箇
(
ひとり
)
は立ち、
一箇
(
ひとり
)
は
偃
(
いこ
)
ひて、
言
(
ことば
)
あらぬ姿の
佗
(
わび
)
しげなるに照すとも無き月影の隠々と
映添
(
さしそ
)
ひたる、既に
彷彿
(
ほうふつ
)
として
悲
(
かなしみ
)
の図を
描成
(
ゑがきな
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
偃(いこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
えん
(逆引き)
「今、
偃
(
えん
)
がいったことはほんとうだ。私のさっきいったのは、じょうだんだよ。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
偃(えん)の例文をもっと
(1作品)
見る
た
(逆引き)
暫
(
しばら
)
くして
家
(
うち
)
の
廂
(
ひさし
)
からは
青
(
あを
)
い
煙
(
けぶり
)
が
偃
(
た
)
つてだん/\に
薄
(
うす
)
い
煙
(
けぶり
)
が
後
(
あと
)
から/\と
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
に
消散
(
せうさん
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
偃(た)の例文をもっと
(1作品)
見る
の
(逆引き)
槎枒たる老躯を
偃
(
の
)
べ臥した 一株の梅
山果集
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
偃(の)の例文をもっと
(1作品)
見る
のめ
(逆引き)
前伏
(
まへぶし
)
に、
男
(
をとこ
)
の
膝
(
ひざ
)
へ
背
(
せな
)
が
偃
(
のめ
)
つて、
弱腰
(
よわごし
)
を
折重
(
をりかさ
)
ねた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
偃(のめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひく
(逆引き)
さて王が苑に遊ぼうと思い智馬を召すと、すなわち背を
偃
(
ひく
)
くす。王これは背に病があるのかと問うに、御者答えて王の乗りやすいように背を偃くし居るという。王それに乗って河辺に至れば馬進まず。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
偃(ひく)の例文をもっと
(1作品)
見る
偃
漢検1級
部首:⼈
11画
“偃”を含む語句
偃松
偃月刀
偃月
偃武
偃曝
偃月橋
狐兎偃鼠
主父偃
深山偃栢心
打偃
偃鼠
偃蹇恣雎
偃蹇
偃栢心
偃松帶
偃松帯
偃月形
偃師
偃城
偃地
...
“偃”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
下村湖人
アリギエリ・ダンテ
内村鑑三
南方熊楠
内田魯庵
幸田露伴
長塚節
泉鏡太郎
和辻哲郎