トップ
>
襤褸
ふりがな文庫
“襤褸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼろ
79.9%
つづれ
8.9%
らんる
7.3%
つゞれ
2.3%
ころも
0.4%
すぼろ
0.4%
ぼろぼろ
0.4%
ぼろ/\
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼろ
(逆引き)
襤褸
(
)
シャツを
捲
(
)
りあげた二の腕に「禍の子」「自由か死か」という物凄い入墨の文字が顔を出しているのをも、彼は見逃さなかった。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
襤褸(ぼろ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つづれ
(逆引き)
老婆は大きな眼鏡をかけて冬の仕事に取かかって
襤褸
(
)
を
縫
(
)
ている……鳥籠の上に
彼方
(
)
の
家根
(
)
の上から射し下す日は
温
(
)
かに落ちて
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
襤褸(つづれ)の例文をもっと
(23作品)
見る
らんる
(逆引き)
かくて一方には
大厦
(
)
高楼
(
)
にあって黄金の杯に
葡萄
(
)
の美酒を盛る者あるに、他方には
襤褸
(
)
をまとうて門前に食を
乞
(
)
う者あるがごとき
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
襤褸(らんる)の例文をもっと
(19作品)
見る
▼ すべて表示
つゞれ
(逆引き)
襤褸
(
)
の著物いたく窶れたれどもつぎ/\の色紙なか/\に
畫師
(
)
に
畫
(
)
かるべき打扮に、半ば落葉を盈たしたる籠を負ひ、熊手を持ちて、森の中を歩み行く十四五の少女
花枕
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
襤褸(つゞれ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ころも
(逆引き)
魚は舳にとんでコロンブスの
襤褸
(
)
を飾つた。
舳
(新字旧仮名)
/
仲村渠
(著)
襤褸(ころも)の例文をもっと
(1作品)
見る
すぼろ
(逆引き)
其時
(
)
に
俄盲目
(
)
の
乞食
(
)
と見えまして、
細竹
(
)
の
笻
(
)
を
突
(
)
いて
年齢
(
)
の
頃
(
)
は
彼是
(
)
五十四五でもあらうかといふ男、見る影もない
襤褸
(
)
の
扮装
(
)
で、
何
(
)
うして
負傷
(
)
を
致
(
)
しましたか
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
襤褸(すぼろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼろぼろ
(逆引き)
父は珍らしい学問好で、用のない冬の晩などは、字が見えぬ程煤びきつて、表紙の
襤褸
(
)
になつた孝経やら十八史略の
端本
(
)
やらを持つて、茶話ながらに高島先生に教はりに行く事などもあつたものだ。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
襤褸(ぼろぼろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼろ/\
(逆引き)
父は珍らしい學問好で、用のない冬の晩などは、字が見えぬ程煤びきつて、表紙の
襤褸
(
)
になつた孝經やら十八史略の端本やらを持つて、茶話ながら高島先生に教はりに行く事などもあつたものだ。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
襤褸(ぼろ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
襤
漢検1級
部首:⾐
19画
褸
漢検1級
部首:⾐
16画
“襤褸”の類義語
難
疵
穴
瑕
“襤褸”で始まる語句
襤褸切
襤褸屑
襤褸片
襤褸布
襤褸錦
襤褸布団
襤褸船
襤褸屋
襤褸巾
襤褸市
検索の候補
襤褸
襤褸切
襤褸屑
襤褸片
襤褸布
襤褸錦
襤褸船
古襤褸
襤褸市
襤褸巾
“襤褸”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
樋口一葉
佐左木俊郎
林不忘
国枝史郎
吉川英治
モーリス・ルヴェル
幸田露伴
徳田秋声
永井荷風