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襤褸片
ふりがな文庫
“襤褸片”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼろきれ
75.0%
ぼろぎれ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼろきれ
(逆引き)
兩側の狹い淺い溝には、
襤褸片
(
ぼろきれ
)
や
葫蘿蔔
(
にんじん
)
の
切端
(
きれつぱし
)
などがユラユラした
涅泥
(
ひどろ
)
に沈んで、
黝黒
(
どすぐろ
)
い水に毒茸の樣な濁つた泡が、ブク/\浮んで流れた。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
薬品の陳列棚や戸棚の硝子戸などをはたくのだが、うまい工合に先の
襤褸片
(
ぼろきれ
)
が
捌
(
さば
)
けずに、どうかするとそれを止めてある釘の尖などで、硝子戸をがち/\と叩いたりした。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
襤褸片(ぼろきれ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぼろぎれ
(逆引き)
叔母は
襤褸片
(
ぼろぎれ
)
や、風呂敷包みの取り散らかった部屋のなかに坐って、黒繻子の帯の間から、餞別に何やら紙に包んだものを取り出して、子供に渡したり、水引きをかけた
有片
(
ありきれ
)
を
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
襤褸片(ぼろぎれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
襤
漢検1級
部首:⾐
19画
褸
漢検1級
部首:⾐
16画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“襤褸”で始まる語句
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襤褸切
襤褸屑
襤褸布
襤褸錦
襤褸屋
襤褸布団
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襤褸巾
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“襤褸片”のふりがなが多い著者
加能作次郎
徳田秋声
石川啄木
小川未明