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襤褸屑
ふりがな文庫
“襤褸屑”の読み方と例文
読み方
割合
ぼろくず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼろくず
(逆引き)
星野の葉書は柿江の手の中に揉みくだかれて、鼠色の
襤褸屑
(
ぼろくず
)
のようになって、
林檎
(
りんご
)
の皮なぞの散らかっている間に
撒
(
ま
)
き散らされていた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
どんなに困難な道だったか、高く秀でた額から
衿首
(
えりくび
)
まで
膏
(
あぶら
)
汗が流れていたし、
草鞋
(
わらじ
)
も足袋も
襤褸屑
(
ぼろくず
)
のように擦り切れていた。
松風の門
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
私は
襤褸屑
(
ぼろくず
)
のように破けた葉っぱを纏った、貧乏な、頭痛持らしく額に筋を立てている青瓜を見る度に、あの蝋色の胡粉を散らした
歪形
(
いびつがた
)
な頭の下に
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
襤褸屑(ぼろくず)の例文をもっと
(6作品)
見る
襤
漢検1級
部首:⾐
19画
褸
漢検1級
部首:⾐
16画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“襤褸”で始まる語句
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“襤褸屑”のふりがなが多い著者
三島霜川
徳田秋声
有島武郎
薄田泣菫
国枝史郎
山本周五郎