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襤褸切
ふりがな文庫
“襤褸切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼろきれ
31.3%
ぼろき
31.3%
ぼろぎれ
25.0%
ぼろぎ
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼろきれ
(逆引き)
平次は木戸を押しあけ、
筵
(
むしろ
)
を払って驚きました。まだ検屍のすまぬ太吉の死骸は、薄湿りの大地の上に、
朱
(
しゅ
)
を浴びた
襤褸切
(
ぼろきれ
)
のように倒れていたのです。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
襤褸切(ぼろきれ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぼろき
(逆引き)
母親のお樂は、自分の腕の中に、一と
塊
(
かたまり
)
の
襤褸切
(
ぼろき
)
れのやうに崩折れるお菊を搖ぶり乍ら、全身に血潮を浴びて、半狂亂に叫び立てるのでした。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
襤褸切(ぼろき)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぼろぎれ
(逆引き)
水底
(
みづそこ
)
の
其
(
そ
)
の
缺擂鉢
(
かけすりばち
)
、
塵芥
(
ちりあくた
)
、
襤褸切
(
ぼろぎれ
)
、
釘
(
くぎ
)
の
折
(
をれ
)
などは
不殘
(
のこらず
)
形
(
かたち
)
を
消
(
け
)
して、
蒼
(
あを
)
い
潮
(
しほ
)
を
滿々
(
まん/\
)
と
湛
(
たゝ
)
へた
溜池
(
ためいけ
)
の
小波
(
さゝなみ
)
の
上
(
うへ
)
なる
家
(
いへ
)
は、
掃除
(
さうぢ
)
をするでもなしに
美
(
うつく
)
しい。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
襤褸切(ぼろぎれ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
ぼろぎ
(逆引き)
又五郎とその女房のお半は、どんなにもがき苦しんだことか、
血嘔吐
(
ちへど
)
の中に、
襤褸切
(
ぼろぎ
)
れのように醜く
歪
(
ゆが
)
められ、つくねられ、
捻
(
ひね
)
りつけられて死んでいたのです。
銭形平次捕物控:011 南蛮秘法箋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
襤褸切(ぼろぎ)の例文をもっと
(2作品)
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襤
漢検1級
部首:⾐
19画
褸
漢検1級
部首:⾐
16画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“襤褸”で始まる語句
襤褸
襤褸屑
襤褸片
襤褸布
襤褸錦
襤褸屋
襤褸布団
襤褸船
襤褸巾
襤褸市
検索の候補
襤褸
襤褸屑
襤褸片
襤褸布
襤褸錦
襤褸屋
襤褸船
古襤褸
襤褸市
襤褸巾
“襤褸切”のふりがなが多い著者
泉鏡花
野村胡堂
夢野久作
寺田寅彦