“筵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むしろ94.4%
えん3.7%
こも0.9%
ムシロ0.5%
せき0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日向ひなたむしろの上で、夫婦約束をしたことが忘れられず、二十三になるまで、降るほどあつた縁談を斷わり續けて來た——とう申します
彼の江戸の法庭に——刑場に赴くや、新郎の新婦のえんに赴くほどにゆかざるも、猛夫の戦場に出るが如く、勇みたりしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
内には縄やこもが入れられてあったが、そのまた向う角が、立派な土蔵づくりの八百屋、後には冬は焼芋屋になり、夏には氷屋になった。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
其中ソノウチ、此針のムシロの上で、兵部少輔ヒヤウブセフから、大輔タイフに昇進した。そのことすら、益々脅迫感を強める方にばかりはたらいた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
礼がおわると席についた。そこには饗宴のせきが設けてあった。殿上の扁額へんがくを見ると桂府けいふとしてあった。竇は恐縮してしまって何もいうことができなかった。王はいった。
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)