“花筵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなむしろ66.7%
はなござ16.7%
タパ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思い思いに椅子いす床几しょうぎ花筵はなむしろなどを持ち出して来て、門のまえに一時の避難所を作った。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
老婆は老爺じいの出て往くのを見送り、それから花筵はなござを引き出して来て
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
花筵タパ十三枚、団扇うちわ三十枚、豚五頭、魚類の山、タロ芋の更に大きな山を、土産みやげとして貰う。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)