“年賀”の読み方と例文
読み方割合
ねんが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゝ正月しやうぐわつになると、屹度きつとこの屏風びやうぶ薄暗うすぐらくらなかからして、玄關げんくわん仕切しきりにてて、其前そのまへ紫檀したんかく名刺入めいしいれいて、年賀ねんがけたものである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
短躯小身たんくせうしんなりといへども、かうして新聞しんぶんから出向でむうへは、紋着もんつきはかまのたしなみはなくてなるまいが、ぱらつた年賀ねんがでなし、風呂敷包ふろしきつゝみ背負しよひもならずと、……ともだちはつべきもの
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
○ 年賀ねんがうた