“新聞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんぶん91.8%
ニユース3.3%
ひぶみ1.6%
ニュウス1.6%
ニュース1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あいつは新聞しんぶんが読めねえんだよ。なにがうそだい。目を大きくあけて新聞をみろ、ちゃんとくわしく書いてあるから、まぬけめ!」
順風耳の八五郎は、相變らず毎日一つくらゐづつは、江戸中から新聞ニユース種を掻き集めて來るのでした。
茨城の名に負ふ新聞ひぶみなにしかも蓼さかずて莠しげれる
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
想い出すと彼はいつも人に対して城内の新聞ニュウスを語る時、長煙管を銜えて豪慢不遜ごうまんふそんの態度を示していたが、これは実に不埒なことで、今度の犯法はんぽうについてもいくらか小気味好く思われた。
風波 (新字新仮名) / 魯迅(著)
もって、当時の新聞ニュースのひろがり方や政事軍事のうごきのテンポも察しておく必要がある。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)