“小新聞”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
こしんぶん | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路花の書いている東京新聞は、初め社会の下層を読者にして、平易な事を平易な文で書いていた小新聞に起って、次第に品位を高めたものであった。記者と共に調子は幾度も変った。
“小新聞(大新聞と小新聞)”の解説
大新聞(おおしんぶん)と小新聞(こしんぶん)は、明治時代初期(1870年代 - 1880年代)に行われた、新聞の二大別。知識階級を対象に政論を主体としたものを「大新聞」、庶民向けに娯楽記事を主体としたものを「小新聞」と呼んだ。後発の小新聞の方が大新聞より売れたので、大新聞も小新聞的記事を載せるようになり、小新聞も社会状況に遅れないよう論説などの記事を充実させたため、両者は次第に近付き、呼び分けも消滅した。現在の高級紙・大衆紙の別に近い。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)