“小新地”の読み方と例文
読み方割合
こしんち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その大きな高い白帆のかげに折々眺望をさえぎられる深川ふかがわの岸辺には、思切って海の方へ突出つきだして建てた大新地おおしんち小新地こしんちの楼閣に早くもきらめめる燈火ともしびの光と湧起る絃歌げんかの声。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)