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絃歌
ふりがな文庫
“絃歌”の読み方と例文
読み方
割合
げんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんか
(逆引き)
三人の通った座敷の隣に
大一座
(
おおいちざ
)
の客があるらしかった。しかし
声高
(
こえたか
)
く語り合うこともなく、
矧
(
まし
)
てや
絃歌
(
げんか
)
の響などは起らなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
夜更けの大川はさすがに鎭まり返つて、最早
絃歌
(
げんか
)
も
燭
(
あか
)
りもなく、夜半過ぎの初秋の風が、サラサラと川波を立ててをります。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さしも北里のるいを
摩
(
ま
)
するたつみの不夜城も深い眠りに包まれて、
絃歌
(
げんか
)
の声もやみ、夜霧とともに暗いしじまがしっとりとあたりをこめていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
絃歌(げんか)の例文をもっと
(25作品)
見る
“絃歌”の意味
《名詞》
三味線や琴を弾き、また歌を歌うこと。
(出典:Wiktionary)
絃
漢検準1級
部首:⽷
11画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“絃歌”で始まる語句
絃歌講誦
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詩歌管絃
歌絃
心絃挽歌
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久米正雄
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樋口一葉
永井荷風
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森鴎外
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