トップ
>
矧
ふりがな文庫
“矧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
は
54.2%
まして
12.5%
いわ
12.5%
まし
8.3%
いわん
4.2%
いはむ
4.2%
いはん
4.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
兄の定綱は、父秀義にも劣らない、矢を
矧
(
は
)
ぐ事の上手であったが、ある夜兄弟して、
夜業
(
よなべ
)
に矢をはいでいるのを、頼朝が見て
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矧(は)の例文をもっと
(13作品)
見る
まして
(逆引き)
矧
(
まして
)
や「カピトリウム」に登り、「トラステヱエル」(河東の地なり、テヱエル河の東岸に當れる羅馬の一部を謂ふ)
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
矧(まして)の例文をもっと
(3作品)
見る
いわ
(逆引き)
矧
(
いわ
)
んやこの清平の世、
坦蕩
(
たんとう
)
の時においておや。而るに
形躯
(
けいく
)
を変幻し、草木に
依附
(
いふ
)
し、天
陰
(
くも
)
り雨
湿
(
うるお
)
うの夜、月落ち
参
(
しん
)
横たわるの
晨
(
あした
)
、
梁
(
うつばり
)
に
嘯
(
うそぶ
)
いて声あり。
牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
矧(いわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
まし
(逆引き)
三人の通った座敷の隣に
大一座
(
おおいちざ
)
の客があるらしかった。しかし
声高
(
こえたか
)
く語り合うこともなく、
矧
(
まし
)
てや
絃歌
(
げんか
)
の響などは起らなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
矧(まし)の例文をもっと
(2作品)
見る
いわん
(逆引き)
どんな事があっても怒った事はない。
矧
(
いわん
)
や朋輩同士で喧嘩をしたと云うことは
只
(
ただ
)
の一度もない。ツイゾ人と
掴合
(
つかみあ
)
ったの、打ったの、打たれたのと云うことは
一寸
(
ちょい
)
ともない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
矧(いわん)の例文をもっと
(1作品)
見る
いはむ
(逆引き)
矧
(
いはむ
)
や月ごとに数十金を
捐
(
す
)
てて無用の淫書を買ふは、わたくしの能く耐ふる所でない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
矧(いはむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いはん
(逆引き)
矧
(
いはん
)
や彼人は物に
怯
(
おそ
)
るゝこと
鹿子
(
かのこ
)
の如く、同じ席に
列
(
つらな
)
るものもたやすく近づくこと能はざるを奈何せん。われは必ずしもかの人心より此の如しと説かず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
矧(いはん)の例文をもっと
(1作品)
見る
矧
漢検準1級
部首:⽮
9画
“矧”を含む語句
矢矧
矢矧川
矧川
箭矧
本矧
矢矧橋
矢矧衆
“矧”のふりがなが多い著者
南方熊楠
蒲原有明
福沢諭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
野村胡堂
久生十蘭
国枝史郎
田中貢太郎
吉川英治