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矧
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まし
ふりがな文庫
“
矧
(
まし
)” の例文
三人の通った座敷の隣に
大一座
(
おおいちざ
)
の客があるらしかった。しかし
声高
(
こえたか
)
く語り合うこともなく、
矧
(
まし
)
てや
絃歌
(
げんか
)
の響などは起らなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
しかし証拠が無い。
矧
(
まし
)
てや確証とすべきものは無い。又試みに石川成章は何故に、何時より何時に至るまで関五郎と称したかと問はむに、何人もこれに答ふることが出来ない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
矧
漢検準1級
部首:⽮
9画
“矧”を含む語句
矢矧
矢矧川
矧川
箭矧
本矧
矢矧橋
矢矧衆