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まして
ふりがな文庫
“まして”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
矧
60.0%
況
20.0%
然而
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矧
(逆引き)
矧
(
まして
)
や逍遙子は古人にあらざるを以て、その一旦擲ちたる
椽大
(
てんだい
)
の筆を、再びとり上ぐることを得べきをや。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
まして(矧)の例文をもっと
(3作品)
見る
況
(逆引き)
得ざれば汝ぢが申所は
道理
(
もつとも
)
に
似
(
に
)
たりと雖も親の罪を子に
負
(
おは
)
すると言ふ事には
成
(
なら
)
ず又罪も罪の次第に
寄
(
よ
)
る
況
(
まして
)
や其方は他人の
養子
(
やうし
)
と成りし
身
(
み
)
成
(
なら
)
ずや夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
送りけるが娘お幸は
今年
(
ことし
)
十七歳となり
尋常
(
なみ/\
)
の者さへ山茶も
出端
(
でばな
)
の年頃なるに
況
(
まして
)
や
生質
(
うまれつき
)
色白
(
いろしろ
)
にして
眼鼻
(
めはな
)
だち
好
(
よく
)
愛敬
(
あいきやう
)
ある
女子
(
をなご
)
なれば
兩親
(
りやうしん
)
は手の
中
(
うち
)
の
玉
(
たま
)
の如くに
愛
(
いつく
)
しみ
手跡
(
しゆせき
)
縫針
(
ぬひばり
)
は勿論淨瑠璃三味線も心安き方へ頼み
習
(
ならは
)
せ樂み
暮
(
くら
)
して居ける處に
一日
(
あるひ
)
長八は淺草觀音へ參詣なし夫より上野の大師へ參らんと
車坂
(
くるまざか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まして(況)の例文をもっと
(1作品)
見る
然而
(逆引き)
開きコリヤ/\
假令
(
たとへ
)
隱
(
かく
)
したりとて出家の
境界
(
きやうがい
)
今更其を
明
(
あか
)
すべきや
然而
(
まして
)
一向知らぬこと此身體は素より
假
(
かり
)
の世なり殺さば殺せ勝手にしろと云を兩人は聞イヤハヤ
此奴
(
こいつ
)
硬情
(
しぶとき
)
坊主めと云樣力に任せて一打
肋
(
あばら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まして(然而)の例文をもっと
(1作品)
見る
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