“色白”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いろじろ85.0%
いろしろ15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、紅(あか)い襷(たすき)で、色白(いろじろ)な娘が運んだ、煎茶(せんちゃ)と煙草盆(たばこぼん)を袖(そで)に控へて、然(さ)まで嗜(たしな)むともない、其の、伊達(だて)に持つた煙草入(たばこいれ)を手にした時、——
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
むろん御筋骨(ごきんこつ)はすぐれて逞(たくま)しうございますが、御顔(おかお)は色白(いろじろ)の、至(いた)ってお奇麗(きれい)な細面(ほそおもて)、そして少(すこ)し釣気味(つりぎみ)のお目元(めもと)にも、又(また)きりりと引(ひ)きしまったお口元(くちもと)にも
図は、二十七、八から三十くらいの中嫁御(ちゅうよめご)が——眉を剃ったあとの、薄青い、ほん色白(いろしろ)の京の嫁御の半身像でして、日傘をもった一人立ちのものです。
女の話・花の話 (新字新仮名) / 上村松園(著)
本堂(ほんどう)の如來(によらい)さま驚(おどろ)きて臺座(だいざ)より轉(ころ)び落給(おちたま)はんかと危(あや)ぶまるゝやうなり、御新造(ごしんぞ)はいまだ四十の上(うへ)の幾(いく)らも越(こ)さで、色白(いろしろ)に髮(かみ)の毛(け)薄(うす)く、丸髷(まるまげ)も小(ちい)さく結(ゆ)ひて見(み)ぐるしからぬまでの人(ひと)がら
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)