“灰白色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいはくしょく77.8%
くわいはくしよく11.1%
はいいろ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樹皮の乾燥かんそうしている老幹ろうかんに宿をかりるという、科学的な、又は自然的な関係からばかりでなく、自然の美的情緒を深めるためにも、梅の老樹を灰白色かいはくしょく
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
灰白色くわいはくしよくくもうら金覆輪きんぷくりんきいづる
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
灰白色はいいろの渦巻きをヌタクラせている『死人の脳髄』と、ヘポメニアス氏自身の毛髪蓬々ぼうぼうたる頭蓋骨の中の『生きた脳髄』とを睨み合わせて、あらゆる推理の真剣勝負を開始させたのだ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)