“かいはくしょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
灰白色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また西北部の曠原こうげんにも大分に居ります。その大きさはほとんどごく大きな馬程ある。その形は全く普通の鹿のようであるが、鹿よりも余程肥えて居るです。その毛色は少しく灰白色かいはくしょくを帯びて居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
灰白色かいはくしょくの機翼に大きく描かれた真赤な日の丸の印が、グングン小さく、そして遠くなって行った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
助手がさきほども、駝鳥だちょうのような卵といったが、全くそれくらいもあろう。色は淡黄色たんこうしょくで、ところどころに灰白色かいはくしょく斑点はんてんがあった。それは何の卵であるか、ちょっと判りかねた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)