トップ
>
噴
ふりがな文庫
“噴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふ
90.0%
は
6.9%
はか
0.6%
ふか
0.6%
ふき
0.6%
むせ
0.6%
ハ
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふ
(逆引き)
するのは瓦斯の焔が
噴
(
ふ
)
き出す音ばかりだ。ピラピラする透明な焔色を見守り、みのえは変に夢中な気持になって湯の沸くのを待った。
未開な風景
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
噴(ふ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
は
(逆引き)
おりから煙を
噴
(
は
)
き地をとどろかして、
神戸
(
こうべ
)
行きの列車は東より来たり、まさに
出
(
い
)
でんとするこなたの列車と相ならびたり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
噴(は)の例文をもっと
(11作品)
見る
はか
(逆引き)
同業者のこれに
係
(
かか
)
りては、
逆捩
(
さかねぢ
)
を
吃
(
く
)
ひて
血反吐
(
ちへど
)
を
噴
(
はか
)
されし者
尠
(
すくな
)
からざるを、鰐淵は
弥
(
いよい
)
よ憎しと思へど、彼に対しては
銕桿
(
かなてこ
)
も折れぬべきに持余しつるを、
克
(
かな
)
はぬまでも
棄措
(
すてお
)
くは
口惜
(
くちをし
)
ければ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
噴(はか)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ふか
(逆引き)
新橋停車場
(
しんばしステエション
)
の大時計は四時を
過
(
すぐ
)
ること二分
余
(
よ
)
、東海道行の列車は既に客車の
扉
(
とびら
)
を
鎖
(
さ
)
して、機関車に
烟
(
けふり
)
を
噴
(
ふか
)
せつつ、三十
余輛
(
よりよう
)
を
聯
(
つら
)
ねて
蜿蜒
(
えんえん
)
として
横
(
よこた
)
はりたるが、
真承
(
まうけ
)
の秋の日影に
夕栄
(
ゆふばえ
)
して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
噴(ふか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふき
(逆引き)
庵室の後ろの
納屋
(
なや
)
の入口から、車輪のやうな煙が
噴
(
ふき
)
出して、その間からクワツと焔が舌を出して居るのです。
銭形平次捕物控:104 活き仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
噴(ふき)の例文をもっと
(1作品)
見る
むせ
(逆引き)
そこで彼は
提灯
(
ちょうちん
)
に火を移し、燈盞を吹き消して裏部屋の方へ行った。部屋の中には苦しそうな
噴
(
むせ
)
び声が絶えまなく続いていたが、老栓はその
響
(
ひびき
)
のおさまるのを待って、静かに口をひらいた。
薬
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
噴(むせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ハ
(逆引き)
両行
(
リョウコウ
)
ノ
砕玉
(
サイギョク
)
陽春ヲ
噴
(
ハ
)
ク
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
噴(ハ)の例文をもっと
(1作品)
見る
噴
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
“噴”を含む語句
噴出
噴飯
噴水
噴井
噴泉
噴嚔
噴火
噴火口
噴煙
噴火山
噴霧
噴溢
噴騰
噴火孔
噴霧器
噴井戸
噴笑
噴飯材料
大噴火
噴気孔
...
“噴”のふりがなが多い著者
吉川英治
北原白秋
泉鏡太郎
中里介山
蒲原有明
徳田秋声
海野十三
林不忘
幸田露伴
魯迅