“聯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つら44.0%
れん41.8%
なら6.6%
つらな4.4%
スタンザ2.2%
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちなみにいうが、枳園は単独に弟子入をしたのではなくて、同じく十一歳であった、弘前の医官小野道瑛おのどうえいの子道秀どうしゅうたもとつらねて入門した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
死ぬるばかりの猛省と自嘲じちょうと恐怖の中で、死にもせず私は、身勝手な、遺書と称する一れんの作品に凝っていた。これが出来たならば。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
児供のカタゴトじみた文句をならべて辻褄つじつま合わぬものをさえ気分劇などと称して新らしがっている事の出来る誠に結構な時勢である。
大國おほくにのしるしにや、みちひろくしてくるまならべつべし、周道しうだう如砥とのごとしとかやひけん、毛詩まうし言葉ことばまでおもでらる。並木なみきまつきびしくつらなりて、えだをつらねかげかさねたり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
然して、漸く、その登場歌章パロドスの大半の草稿を終り、今はこれに三脚韻律を踏ませつゝ、二十スタンザにとりまとむべく苦行中でございます。
附「歌へる日まで」 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
宮廷の祝詞である上から、かうして天孫に関聯して申しあげて居るが、村々の祝詞では、村の家々にけて言つて居たものも多かつたことが思はれる。